美浜こどもまつり
チケット予約 ホールご案内 利用のご案内 利用料金表 施設予約状況

平成27年度文化庁優秀映画鑑賞推進事業
みはま映画劇場


昭和の名作映画が見放題!
昨年、惜しくもこの世を去った故・高倉健さんの名作「網走番外地」を始め、鶴田浩二・勝新太郎といった昭和スターの名作映画4本を一挙公開!
1960年代の任侠映画を中心にお届けします。


【会場】 美浜文化ホール

【日時】

平成27年8月5日(水) 各回10分前開場
千葉市美浜文化ホール メインホール

【入場料】

一日通し券1,000円  作品券 500円
お弁当付き通し券1,800円(お茶付き)

【発売日】

6月20日(土)10:00〜


9:00〜 次郎長三国志 
(1963年/監督:マキノ雅弘/東映/102分)

講談や浪曲など大衆芸能の世界で広く知られている幕末の博徒、遠州清水港の次郎長とその子分たちの活躍を描いた痛快時代劇。
監督のマキノ雅弘は1952年から54年にかけて『次郎長三国志』(東宝)9部作を作っており、次郎長ものの決定版との評価が高い。東映のこの作品はそのリメイク版にあたり、4部作として製作されている。
監督マキノ監督にとっては手慣れた素材であり、流れるような巧みな演出で男意気の世界を作り出している。
東映が時代劇から任侠映画へと比重を移しつつあった時期でもあり、次郎長(鶴田浩二)、大政(大木実)、法印大五郎(田中春男)、関東綱五郎(松方弘樹)、桶屋の鬼吉(山城新伍)、増川仙右衛門(津川雅彦)、森の石松(長門裕之)という布陣は、そのまま大正時代劇ともいえる任侠映画の中核をなしていく。
11:10〜網走番外地
(1965年/監督:石井輝男/東映/91分)

1963年、時代劇王国を築いていた東映は、時代劇からやくざ映画への転換を試み、やくざの意地や義侠心を描いたヒット作を次々と生み出して全国の若者たちを熱狂させた。
なかでも高倉健は、、やくざ映画のヒット・シリーズに数多く主演して時代の寵児となる。本作は1965年から1972年の間に計18作が製作された「網走番外地」シリーズの第1作。
極寒の網走刑務所に収監中の橘(高倉)は、妹や病身の母に再会することを夢見ながらまじめに服役しているが、悪辣な囚人仲間にそそのかされて脱獄計画に巻き込まれてしまう。
橘の更正を手助けする保護司役の丹波哲郎、「アラカン」の愛称で人気を博した時代劇の大御所・嵐寛寿郎、そして個性的な演技で脇を支える田中邦衛など、魅力的な俳優たちの競演も見所。
13:30〜 人生劇場 飛車角と吉良常
(1968年/監督:内田吐夢/東映/102分)

尾崎士郎の名作として知られる「人生劇場」のうち、特に「残侠篇」に焦点を絞って、巨匠内田吐夢監督が演出した作品である。青春の悩み、男女の愛憎、男の侠気、巡り会いなどを描いたこの小説は、きわめて映画的な題材であり、これまでにも14回にわたり映画化されている。
内田にとって題材としては2回目の挑戦であったが、中心となるのは青成瓢吉や彼をとり囲む文学の世界の人間たちではなく、飛車角や宮川、吉良常といった侠客たち、おとよ、お袖といった底辺を生きる女たちである。
今からふりかえれば、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子、高倉健などこのジャンルにおいて一時代を築いた俳優たちが、そろって出演している点も意義深い。「キネマ旬報」ベストテン第9位。
15:40〜不知火検校
(1960年/監督:森一生/大映/91分)

盲目の按摩・杉の市が悪行の限りを尽くして地位と富を手にした末に、縛に就くまでを過激に描いた時代劇。
主演の勝新太郎は、1954年に端正な顔立ちの二枚目役者としてデビューしたが、大きなヒット作に恵まれずに不遇をかこっていた。
しかし本作において、勝は容赦のない悪漢を見事に演じ、みずからのスターイメージの転換に成功し、日本映画に新しい「異端のヒーロー」像を生み出した。本作における勝のヒーロー像は、その後はじまる「座頭市」シリーズに引き継がれて勝の生涯の当たり役となったほか、田宮二郎とのコンビで人気を博した「悪名」シリーズや、「兵隊やくざ」シリーズへと発展してゆく。本作で共演した中村玉緒は1962年に勝と結婚した。


お問い合せ
美浜文化ホール
(午前10時〜午後6時)
TEL. 043-270-5619
info@mihamahall.jp

市民会館 043-224-2431
文化センター 043-224-8211
若葉文化ホール 043-237-1911




チラシ拡大
Adobe System社のAdobe(R)Reader(R)で表示が可能なデータ形式(PDFファイル)でご提供しています。
これらのデータを表示するには、AdobeSystem社のAdobe(R)Reader(R)(無料)が必要です。


【主催】
 千葉市美浜文化ホール 
 文化庁
 東京国立近代美術館フィルムセンター

【協賛】 株式会社松竹ブロードキャスティング

【協力】 株式会社OMC

 


copyright
 
apc